仕事が忙しくて時間がないを解決②

書評

今回の悩み:時間がない

①に引き続き解決したい悩みは、「仕事が忙しくて時間がない」です。
①で時間の考え方と現状の時間の使い方を知るところまで進みました。
今回は時間の作り方について説明していきます。

※今回も星渉先生の「神時間力」の内容が元になっています。

時間の作り方

時間を作る方法はシンプルで、時間の使い方を変える。
意味のないことへ時間を投資することをやめることです。
無駄なことの例としては、だらだらスマホを見る時間とかですね。

こういった無駄な時間をなくすと、1時間、2時間と時間が空いてきますよね。
空いた時間に自分のやりたいことをやるイメージです。

時間を作るポイントとして「いつやるか」決める事も大事です。
仕事がわかりやすいかもしれません。
今週末までにやろうと決めても、急な依頼が入ったりして、思った通りに時間が取れず、
結局、今週中に仕事が終わらなかったことってありますよね?
なので、いつまでにやるか〆切を決めるのではなく、いつやるか決めて時間を確保する事です。

例:今週末に2時間かかる仕事を終える必要がある
⇒どこかで2時間を確保する必要がある
⇒水曜日の15時から17時の間にやると決める
⇒あらかじめ共有の予定表に予定を入れたりして時間を確保しておく

このように、やりたい事をいつやるか決めて時間を確保してみてください。

空いた時間にやる事を決めておく

無駄な時間を減らす、空いた時間にやりたい事をやる。
ここまではすんなり納得できると思います。
ただ、ここに落とし穴があります。
実は、今までも時間が空く事って何度もあったと思います。
でもきっと、その時やりたい事ってできなかったんじゃないでしょうか?

  • 突然電車が止まって会社に行けなくなり、時間ができた。
  • 打ち合わせが急に中止になり、時間ができた。(コロナ禍では特にありました)
  • 風邪で会社を休んだけど、午後にはよくなって時間ができた。

こういうとき、やる事をあらかじめ決めておくと、空いた時間を有効に活用できます。

  • 突然電車が止まって会社に行けなくなり、時間ができた。
    ⇒ 例:カフェで作業をすると決めていれば、カフェで作業ができる。
  • 打ち合わせが急に中止になり、時間ができた。(コロナ禍では特にありました)
    ⇒ 例:緊急ではないけど、進めておきたいA社向け資料を作成する。
  • 風邪で会社を休んだけど、午後には回復して時間ができた。
    ⇒ 例:前もって決めていた場所の掃除をする。

空いた時間に何をするか、前もって決めておきましょう。

そもそもやりたい事がわからない場合 -新しい事にチャレンジする-

そもそも、空いた時間にやりたい事がわからない。という人も多いかと思います。
そういう人はまず、やりたい事を考えることに時間に使いましょう。

「やりたい事」って実はけっこうハードルが高くありませんか?
特に大人になってからは、やりたい事がないとダメという風潮がある気がします。
しかも、あたかも子供のころからやりたい事を持っているかのように語られますよね。
子供のころから野球が好きでしたとか、ずっとゲームやっていたいですとか。

そもそもの大前提として、やりたい事がなくても全然大丈夫です。

それでも、やりたい事を見つけたいと思う人は、空いた時間にやりたい事を考えましょう。
やりたい事が出てこない人というのは、そもそもやりたい事について真剣に考えたことが無い人が多いと思います。しっかりと時間をとって考えるようにしましょう。

やりたい事を考えても何も浮かばないかもしれません。その場合は、自分が今持っている知識や経験の中にはやりたい事がなかったという事です。
この場合は新しい知識を手に入れたり、新しいことにチャレンジする必要があります。
例えると、自分に必要な道具があって引き出しの中を探しているとします。
引き出しの中に道具がない事がわかったらどうしますか?
他の場所を探しますよね?
やりたい事が見つからないのに、延々と考え続けるということは、道具がないとわかっているのに何度も引き出しを探し続けているようなものです。
新しい場所を探す必要があります。

やったことが無い事をやる。参考に、私がチャレンジした具体例を書いておきます。

  • 筋トレのパーソナルコーチングを受ける
  • ピラティスの教室にいく
  • マッチングアプリで人と会ってみる

ここで少し注意なのですが、
やったことが無い事として、新しいモノを買う場合は要注意です。
何かを買って終わりにしないでください。
モノを買うと、買った事に満足して使わないまま終わってしまうパターンもありますので。

まとめ

「時間がない」という悩みについては以下のステップで考え、行動してみてください。

  • 時間の考え方を知る
  • 今時間を何に使っているかを知る
  • 時間を作る
  • 作った時間で何をするかを決めて実行する

星渉先生の「神時間力」から引用します。

「毎日の24時間は命の残り時間である」

あらためてですが、立ち止まって命の残り時間を使って何をするか、どんな結果を得たいか考えてみてください。ゴールはその時々で変わって構わないので、まず考える時間を持つことが大事です。

私は社会人になって七年半で転職しましたが、忙しい日々のなかでがむしゃらに仕事をしていました。日々の仕事をこなすことに必死で自分の人生について考える時間をとれませんでした。
その結果、貴重な20代を仕事だけに費やしてしまうことになりました。自分で納得して仕事に時間を使っていればよかったのですが、私の場合は気づいたら終わっていたという感覚でした。

自分の命をどう使うか、私自身も考えて日々過ごしていきます。

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